【ずっと会いたかった人】ハーブスタイリストというお仕事をする山本真衣さん(1/4)

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2021.1.21

ハーブをスタイリングする――そんなお仕事をしているのが、山本真衣さん。なぜハーブだったのか? ハーブスタイリストとはどんな仕事なのか? どんな暮らしをなさっているのか? 知りたくなりました。

※今回から4回にわたって、山本真衣さんのお話を伺います。山本さんセレクト「癒される香りセット」のプレゼントもあります!

――それはハーブブーケですね。香りがすばらしいです!
高知県にあるまるふく農園から、冬のハーブブーケが届いたばかりです。これはホーリーバジル。ユーカリにミント。セージは何種類か入っていますね。ティーツリー、ゼラニウム、マリーゴールド、タイム。植物は自然そのもの。季節によって、ブーケの中身も違って楽しめるんです。
――どうやって使うのですか?
しばらくは飾って香りを楽しみましょう。通りすがりに葉っぱを指ですっとこすると、ふわっといい香りがたちます。園芸種でないものは料理に使ったり、飲み物にしたり。サシェ(香り袋)にしてお風呂に入れたり、防虫や消臭にしたり。たったひと枝のハーブでも、香りや味を感じることで、気持ちもカラダも変わります。
――たしかに、こうして香りをかぐと肩の力が抜けます。
葉っぱだけでなく、茎、種子や実、根っこや樹皮……薬効のある植物全体をハーブ・スパイスと言っています。古代エジプトやヨーロッパではハーブ療法が盛んで、精油は薬として使われていましたし、お酢や蒸留酒にハーブを漬け込んだリキュールも薬効を期待されて作られたもの。漢方薬もハーブですし、日本の薬味もスーパーハーブと呼んでいいと思います。当たり前のように、生魚にわさび、生姜、大葉を使うのは抗酸化作用、防腐作用があるから。自然に暮らしに寄り添っているんです。
手軽で安全、誰もが暮らしに取り入れられる。ハーブという手段があることを伝えたいという山本さん。
――ハーブに関心をもたれたのは、何かきっかけがあったのですか。
20代で私、体調を崩して、大きな挫折を経験したのですが、それを救ってくれたのがハーブなんです。
――詳しく教えてくださいますか。
起業してカフェをオープンしていたんですね。経営は順調だったのですが、あまりにも忙しかったせいで、うつ症状が出たり、過敏性腸炎になったり。食欲もなく、街を歩くのも怖い。のちにわかったのは、パニック障害。今ならわかります。逃げ道もある。手を抜くこともできた。誰かの知恵を借りれば乗り越えられたかもしれない。でも若すぎて、当時は「死ぬしかない」と思い詰めていましたね。電車に乗っても、心臓がどきどきでした。心とカラダのバランスは、完全に崩れていましたね。
――つらかったですね。
仕事もやめて、1年後にはまったく笑えなくなっていました。笑おうとすると、ひきつってしまうんです。ただ、フラワーアレンジメントだけは続けていて、植物にふれるときだけ「楽しかった」んです。また、レモンバームやミントのハーブティーでお腹の調子が整ってきたこともあって、これかもしれない! そう思って、メディカルハーブやアロマを学び始めたんです。ちょうどその頃ですね、アロマの仕事をしていた夫と出会ったのは。
夫が輸入しているスイスのアロマブランド「nahrin(ナリン)」のハーブオイル33+7は、雑誌『アンアン』の「体に良いモノ大賞」第1回グランプリを受賞。
――20代の体験が、ハーブのお仕事につながったのですね。
笑うこと、食べられることは当然のことと思っていたけれど、「健康でいること」が当たり前じゃないって、初めて気づいたんです。2020年はコロナ禍のストレスで、自律神経が乱れている人がとても多いと思います。ハーブやアロマは脳に作用して、ムリなくカラダや心を整えてくれる。手軽で安全、誰もが暮らしに取り入れられる、そういう手段があることを伝えたいと思いますね。
――ハーブ研究家ではなく、なぜ「ハーブスタイリスト」という肩書なのでしょう。
効能効果を学ぶ場所はたくさんあります。それより、暮らす人と同じ目線で「ハーブを楽む人」でありたい、そう思うようになりました。衣・食・住のすべてに、ハーブのある場所を提案したい。そのための使い方を日々、考えています。
――このハーブリースもそのひとつ。
はい。このレモングラスはよくお茶にしますが、今年はリースと注連縄(しめなわ)を作ってみました。レモングラスをひねって束ねて、そこにユーカリ、マートル、アメジストセージを。シックなイメージで作りました。効果ですか? レモングラス、マートルはリラックス作用。セージ、ユーカリは抗菌作用が高くお部屋を浄化してくれます。リースは何年でももちますよ。色や香りは落ちますが、手でもむと、また香りが出てきます。
大きな鏡のコーナーにハーブリースをかけてみた。香りがなくなったらアロマをたらして楽しんでも。
――ハーブやアロマを美容に使う人も多いですね。
美容効果も大きくて、手軽にハーブティーを好む人も多いです。ビタミンCが豊富なローズヒップテやハイビスカス、リラックスできるカモミールなどは女性に人気です。
――効果効能で選ぶのがいいのでしょうか。
それもいいですが、自分が「好き」と感じるかどうかを基準にしてみてください。お茶でも香りでも、それが今その人が必要としているものだと考えています。1日のうちでも好きな香りは変わりますし、自分の感覚に敏感になれば、それが健康につながると思います。
――山本さんにとって、美しさとは何ですか。
健康そのものが美しさですね。そのためには、いろいろな力を借りればいいと思います。
――小さいお子さんがいらっしゃるので、スキンケアにまで手が回らないですね。
8歳と2歳と2人いるのですが、まだまだ手がかかります。育児でぐったりして、スキンケアまでにたどり着けずに寝てしまうこともあります(笑)。最近、デルメッドのスキンケアラインを使ってみて、あ、プロの力を頼ると違う、と実感。日本人の肌を熟知している日本のメーカー、いいですね。化粧品の成分は必ず見るのですが、配合された天然成分を見ても、すごくぜいたくな化粧品だというのが第一印象。使ってみると、香りもよくて、夜、お手入れしたとき、安心感、幸せを感じます。今では、あのプレミアム ローションをつけて眠りたい・・・と楽しみになっています。
左からデルメッド プレミアム ローション、エッセンス。「こだわって成分を配合されていることがわかる」と山本さん。自社開発の有用成分というのも、頼もしい。
商品

ハリと美白のセット

プレミアム 3品セット

【情報】医薬部外品 (全品) 【商品番号】350 (約2ヶ月分)

〈セット内容〉

・プレミアム ローション [現品] 200mL

・プレミアム エッセンス [現品] 90mL

・プレミアム UVベイス [現品] 30mL(SPF35・PA+++)

通常価格18,700円(本体価格17,000円)

公式サイトで購入
●第2回は1月28日公開。山本真衣さんに、美白のハーブについて聞いてきました。

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山本真衣(やまもと・まい)ハーブスタイリスト

20代のときにパニック障害になったのをきっかけにハーブに出合う。独学でハーブや精油について学び、主婦ならではの視点で暮らしに取り入れやすい活用法を日々研究している。雑誌やウェブ上でハーブ料理のレシピを提供したり、ワークショップやSNSで「ハーブのある暮らし」を提案している。
https://www.haveaherb.com/
Instagram @haveaherb

撮影・小松勇二 ヘア&メイク・広瀬あつこ 構成と文・越川典子

山本真衣さんセレクト「nahrin(ナリン)」の
ハーブオイル3点セット×ディフューザー」
(1万4700円 税別)を3名様にプレゼント!

山本真衣さんが愛用しているナリンのハーブオイルは、スイスの修道院に中世から伝わるハーブレシピをベースに、精油とハーブエキスを配合。香りによるリラックスだけでなく、どのオイルも肌に直接塗ることができます。不調な部分に、セルフケアアロマとして使える人気の3オイルをセットにしてプレゼントします。
●ハーブオイル33+7(15ml)・・・33種類の精油と7種類のハーブエキスが配合されたブレンドオイル。コスメキッチンでアロマ部門1位をとるなど不動の人気。
●リラックスオイル(15ml)・・・ストレスケアに定評のある9種類のアロマをブレンド。ユーカリ、ペパーミントなどがすっきりした香り、ラベンダー、マンダリンのゆったりした香りが副交感神経に働きかけ、質の高いリラックスをもたらしてくれる。
●センシュアルオイル(15ml)・・・センシャル(官能的)な香りによって、女性の本来の美しさを呼び覚ますことをテーマにしたエッセンシャルオイル。ローズ、イランイラン、パチョリ、ラベンダーなど7種類のハーブを配合。
●アロマディフューザー・・・ナリンのボトルごと下から差し込めて、スイッチを入れるだけでアロマを楽しめる、便利なネブライザー式ディフューザー。火を使わず、水を使う必要もない。