【ずっと会いたかった人】ハーブでボディケアする、ハーブスタイリスト・山本真衣さん(4/4)

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2021.2.18

ハーブスタイリストとして、毎日の暮らしに活かすハーブの使い方を発信している山本真衣さん。今回は、ボディケアについて教えてください。

――これは、ハンドバス、手浴ですね?
とっても気持ちがいいんですよ。好きなハーブを入れて、手首までお湯につける。香りを胸いっぱいに吸い込みながら。温まってくると、肩や腕の緊張がゆるんできて、気持ちまでやわらかくなるのがわかります。
――今日入れたハーブは何でしょう。
黄色いのがカレンデュラ。コーンフラワーともいいますが、美肌、眼精疲労にいいハーブですね。ブルーは、ヤグルマギク。抗炎症作用が高くて、傷口を治すともいわれています。色もきれいです。今日1日よくやったね、と自分へのご褒美として夜に。日中でも、カラダが冷えたと感じたら、ぜひ試してみてください。
――お湯の温度はどのくらいですか。
お湯は42、43℃くらい。少し熱めのお風呂の感じです。冷めてきたら熱湯で差し湯をしてください。10分くらいすると、ぽかぽかしてきます。足元の冷えがつらかったら、フットバス、足浴を。ただし、容器はバケツタイプ、たっぷりお湯を入れ、しっかり足首まで浸かってくださいね。
ハーブをお茶用のパックに入れて使うと、後片づけがラク。「お好みのハーブティーのティーバッグを入れて手浴をしてもいいですね」
――山本さんは、西洋ハーブを使うことが多いのでしょうか。
いえいえ、和ハーブもよく使いますよ。シソ、ハッカ、ショウガ、ミョウガ、ワサビ、サンショウ……これらはスーパーハーブと呼んでいいほどのパワーがあります。当たり前のように食文化に組み込まれているので、皆さんハーブという認識がないかもしれませんが、それぞれに効能があってこそ使い続けられているハーブなんです。
――食べるだけじゃなく、冬の柚子湯もハーブと言えますか?
厳密に言うと、ハーブは葉、茎や花、根や実はスパイスと呼ばれていますが、広義では含まれると考えていいのではないでしょうか。冬至の柚子湯もですが、端午の節句には菖蒲湯を立てますね。植物と人とは、その土地ごとに密接な関係を作りながら、手をとるように暮らしてきた歴史があります。
――たしかに。どの家庭の庭木にも、薬効のある草木を植えていましたね。
私は東京生まれ、東京育ちですが、それでも小学校の庭に植えてあったグミやクワの実をとったり、空き地のハルジオンを摘んできて天ぷらにして食べたり。ツクシ、ドクダミ、ヨモギ、セリ……香りと薬効のある植物は子ども心にも魅力的でした。お正月の七草、あれもハーブなんです。
――ご自身もハーブ、育ててもいらっしゃいますね。
シソやミント類は放っておいても毎年芽を出してくれますし、実のなるものはキンカン、レモン、イチジク。他にもレモンバーム、セージ、イタリアンパセリ、サフラン、フェンネル、オレガノ、マロウも。バラは花や香りを楽しむだけじゃなく、花びらをジャムにしたり、ローズヒップを採ったり。
「小さな植え込みでも、30種類くらいの植物を育てることができます。育ててみてはじめて、その植物の性格を理解することもあります」
――植物の数だけ……と思うと、学ぶことは尽きませんね。
はい。新しい論文を読んだり、ネットで情報をアップデートしたりしていると、あっという間に時間がたちます、ハーブの世界は奥が深いです。
――これからの時代、ハーブはもっと必要になりそうですね。
私自身の体験からも言えますが、いざ病気になって「治す」より、まず「病気にならない」ようにすることが大事な時代ではないでしょうか。医療保険も崩壊と言われて久しいですし、いつ制度が変わるかわかりません。社会が変わる。医療も変わる。すでに予防医療が中心の時代に入っていると思います。
――代替医療にも注目が集まっています。
歴史のある東洋医学、ハーブやアロマなどを上手に取り入れていくことで、賢く生きることができると思っています。
――コロナ禍で、気をつけて使っているハーブはありますか。
はい。ユーカリ、レモンユーカリ、シトロネラなど、抗菌作用のあるアロマを炊いています。エキナセアは免疫力を高めてくれるので、コーディアルシロップにしたり、ハーブティーで飲んだり。
――コーディアルシロップって、どうやって作るのでしょう。
濃いめにハーブティーを煮出し、砂糖を加えて煮詰めます。それを水やお湯、炭酸水で割って飲みます。
好みのハーブをサシェに入れて、枕元に置いてみよう。カゴの中にある黄色いハーブは、ビールを作るときに使うホップ。
――ホップもハーブとは知りませんでした。
ホップって更年期症状にもいいと言われているんですよ。安眠効果があるので、私は枕に入れています。ビールの苦み成分だけあって、ホップはお茶にするとちょっと苦いんです。
――お子さんたちにもハーブは同じように使っていいのでしょうか。
ホップは子どもたちは飲みませんね(笑)。基本、スープに入れられるようなハーブ類は子どもでも大丈夫です。のどによいカモミールは煮出しておいて、カルピスで割って飲ませることもあります。娘には「これ、ハーブ入れたでしょ!」と鋭く指摘されますが(笑)。
――ハーブ類はよく化粧品にも使われていますね?
そうです。最近知って驚いたのは、ホップの抽出液がヘアケアによいということでした。デルメッド ヘアエッセンスです。植物の力の奥深さを感じます。2年前の出産のときにごっそり抜けた髪がなかなか戻らないので、今せっせとつけているところです。
――これから、ハーブとどのように関わっていきたいですか。
もっと広いところでハーブを育ててみたいと思っています。将来は、農園も。畑をもつのが夢ですね。そして、ハーブを「食」に活かすだけではなく、「衣」「住」のも使う方法をまとめて本も出したいと思っています。
朝晩、デルメッド ヘアエッセンスをつけて頭皮マッサージ。「体毛も含め、毛量は生命力の象徴。10年後、20年後のためにも今のケアが必要と思っています」
商品

女性用 薬用育毛剤

ヘアエッセンス

【情報】医薬部外品 【商品番号】275【容量】120mL(約1.5~2ヶ月分)

通常価格4,400円(本体価格4,000円)

公式サイトで購入
●次回は、2月24日公開。アウトドアインフルエンサーでキャンパーのYURIEさんが登場します。お楽しみに!

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山本真衣(やまもと・まい)ハーブスタイリスト

20代のときにパニック障害になったのをきっかけにハーブに出合う。独学でハーブや精油について学び、主婦ならではの視点で暮らしに取り入れやすい活用法を日々研究している。雑誌やウェブ上でハーブ料理のレシピを提供したり、ワークショップやSNSで「ハーブのある暮らし」を提案している。
https://www.haveaherb.com/
Instagram @haveaherb

撮影・小松勇二 ヘア&メイク・広瀬あつこ 構成と文・越川典子

山本真衣さんセレクト「nahrin(ナリン)」の
ハーブオイル3点セット×ディフューザー」
(1万4700円 税別)を3名様にプレゼント!

山本真衣さんが愛用しているナリンのハーブオイルは、スイスの修道院に中世から伝わるハーブレシピをベースに、精油とハーブエキスを配合。香りによるリラックスだけでなく、どのオイルも肌に直接塗ることができます。不調な部分に、セルフケアアロマとして使える人気の3オイルをセットにしてプレゼントします。
●ハーブオイル33+7(15ml)・・・33種類の精油と7種類のハーブエキスが配合されたブレンドオイル。コスメキッチンでアロマ部門1位をとるなど不動の人気。
●リラックスオイル(15ml)・・・ストレスケアに定評のある9種類のアロマをブレンド。ユーカリ、ペパーミントなどがすっきりした香り、ラベンダー、マンダリンのゆったりした香りが副交感神経に働きかけ、質の高いリラックスをもたらしてくれる。
●センシュアルオイル(15ml)・・・センシャル(官能的)な香りによって、女性の本来の美しさを呼び覚ますことをテーマにしたエッセンシャルオイル。ローズ、イランイラン、パチョリ、ラベンダーなど7種類のハーブを配合。
●アロマディフューザー・・・ナリンのボトルごと下から差し込めて、スイッチを入れるだけでアロマを楽しめる、便利なネブライザー式ディフューザー。火を使わず、水を使う必要もない。