【ずっと会いたかった人】ランジェリーデザイナーの栗原菜緒さん(1/4)

  • facebook
  • Twitter
  • LINE
  • はてなブックマーク

2021.5.24

ユニークなランジェリーブランドがある。レースをふんだんに使ったゴージャスなデザインの、そのブラジャーにつけられた名前に驚く。「decision(意思・決断・選択)」「Stay who you are(あなたのままでいて)」「be unique(人と違っていい)」――ナオランジェリーの下着たちを見ていると、問いかけられる気がします。あなたにとって「カラダ」とは何ですか? あなたにとって「女性であること」とは何ですかと。デザイナーの栗原菜緒さんに会いに行ってきました!

※今回から4回にわたって、栗原さんのランジェリーについてお話を伺います。ナオランジェリーのギフトカードプレゼントも!

――東京・銀座の中央通りからちょっと入ったところにショップがあります。
5階まで、よくおいでくださいました。息が切れていますね(笑)。皆さん、そうなのです。古いビルでエレベーターがなく、階段なので~。
――まだハアハアしていますが……ドアを開けると、美しいレースの世界に目を奪われ、別世界です。
テンションが上がりましたでしょうか? このレースは輸入ものですか、と聞かれることも多いのですが、すべて日本製のレースです。縫製も国内で。中に使うワイヤーなども日本製にこだわっています。アートのように美しいデザイン、1日中着けていても心地よいこと、それを目指しています。
――ブランドコンセプトは「自尊心」。ユニークです。
はい。女性にとっての下着って、自分のカラダも心も守ってくれるものでもあると思っています。だから「女性の自尊心を守る」。このコンセプトは、2014年にブランドをスタートさせてから少しもぶれていませんが、その理由は、私自身が「長い間、女性であることを肯定できなかった」からなんです。
春夏の新作、真っ赤なブラは「We on fire」。ちなみに栗原さんのワンピースは、大好きなKEITA MARUYAMA。
――「自尊心」をキーワードにしたのはどうしてですか。
人は、誰かの言葉や態度に簡単に傷ついてしまいます。私が生まれ育ったのは、女性を尊重しない古い家で、兄には食事の用意があるのに、私にはご飯もよそってもらえない。なぜだろうと思いますよね。一事が万事で、女であることで、ずっと否定されてきました。生まれてきてはいけなかっただろうかと、家ではいつも隅に隠れて、モノも言わず。学校にいるときの自分と、まったくの別人でした。
――今の栗原さんからは想像できないです。
性被害に3回遭ったことも、女性であることを否定せざるをえない経験でした。私だけではなく、女性に生まれたことで生きづらい思いをしたり、自由が奪われたりする現状が数多くあることがだんだんわかってきました。しかもこの問題は、日本だけではなく、世界中にある問題だということにも気づかされました。
――自分が変わったきっかけは何だったのですか。
中学生のとき、運命の下着に出合ったんです。衝撃でしたね。おしゃれは好きだったので、初めて自分で選んだ下着をつけて、その時の自分を「すごくきれいだ」と心から思えたんです。「女性である自分」を肯定できた瞬間。それは、今まで感じることができなかった「自尊心」が満たされた瞬間だったのだと思います。
美しい国産のレースは女性の気持ちを応援。裏側はオーガニックコットン製で、快適さをサポートしてくれている。
――下着のネーミングは、どれも女性を励ますメッセージのようです。
ある女性は何かを決断する時、「decision(意思・決断・選択)」というブラジャーをつけるかもしれませんね。自分を見直したい、そんな時期は、「Stay who you are(あなたのままでいて)」、「Back to Basics(本当に大事なことを大切に)」。人生のさまざまなシーンで励ましになってくれればいいなと願いながら名前をつけ、言葉を添えています。「be unique(人と違っていい)」「accepting(冷静な判断を)」など、ぜひホームページを見てほしいです。今の自分に必要な言葉が見つかるかもしれません。
――今年の新作は「we on fire」。真っ赤なランジェリーです。この名前に込めたものは?
2020年、2021年と(コロナ禍で)世界中の人たちが苦しい時を過ごしています。そんな中でも、情熱をもって生きていきていこう! そんな気持ちを込めています。直訳すれば「火がつく」とか「盛り上がっている」とかですが、(今の私たちも)「最高だよ」「かっこいいよ」というメッセージを伝えたかったんです。
「この色にも励まされる、というお客様もいらっしゃいました」と栗原さん。タンガ(Tバック)をナオランジェリーで初めて体験したという女性も多いという。
――自分を肯定できれば、世界は変わって見えますね。
自分を、他人の基準に合わせる必要はないんです。合わせない、と自分で決めることもできる。体型ひとつとっても、ほっそりしているのが似合う女性もいれば、ぽっちゃり体型が似合う女性もいる。好きな体つきも、男性も女性もそれぞれです。「自分のカラダは自分のもの」。「ボディ・ポジティブ」のムーブメントは世界中に広がっています。
――ありのままの自分を愛そうということですね。
私自身も、あまりにも忙しくしていた20代前半は、睡眠不足や、暴飲暴食、運動不足で体重が増えたことも。ただ、仕事をするうちに、次第に自分を否定しなくなりましたね。多少体重がアップしても今は、二の次にしよう。仕事を優先しよう、と。なぜなら、自分は自分。その存在価値は変わらないことに気づいたんです。
――今も忙しく、スキンケアをする時間もありませんね。
ないんです、本当に。でも、だからこそ、基本的なスキンケアが、ちゃんと効果を出してくれることが大事。「今日の肌の感じ、好き!」と思えることは、ランジェリーと同じで女性を励ましてくれます。その点、デルメッド プレミアムシリーズはとても安心感があります。
栗原さんが手にしているのが、デルメッド プレミアム エッセンス。中央が、ローション。右がUVベイス。
商品

ハリと美白のセット

プレミアム 3品セット

【情報】医薬部外品 (全品) 【商品番号】350 (約2ヶ月分)

〈セット内容〉

・プレミアム ローション [現品] 200mL

・プレミアム エッセンス [現品] 90mL

・プレミアム UVベイス [現品] 30mL(SPF35・PA+++)

通常価格18,700円(本体価格17,000円)

公式サイトで購入
●第2回は6月3日配信。栗原さんが29歳で起業した理由をお聞きします。

関連記事

栗原菜緒さん(くりはら・なお)
「ナオランジェリー(NAO LINGERIE)」デザイナー、オーナー

「女性の尊厳を守る」をコンセプトに、国産の生地、国内での縫製にこだわった日本製ランジェリーを作るべく29歳で起業。2013年、立ち上げと同時に、上海ファッションウィークでブランドをデビューさせる。TV『ガイアの夜明け』『セブンルール』などに登場し、注目を集める。日本橋髙島屋では個人デザイナーとしては異例の常設コーナーをもち、三越伊勢丹、銀座松屋などでもPOPUPショップを定期的に開催。2021年、YouTube番組『今なお考え中』をスタート、もっと自由な生き方、人間の尊厳について、毎回ゲストを招いて議論を重ねている。

ナオランジェリー https://naolingerie.com/
Instagram @naokurihara.naolingerie
ブログ https://ameblo.jp/eplga-nao/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCrOH9KdauS0SN4R7K4rr04A

撮影・黒川ひろみ ヘア&メイク・レイナ 構成と文・越川典子

栗原菜緒さんデザイン、ナオランジェリーの「ギフトカード」(25,000円)を2名様にプレゼント!

美しいレースと着け心地のよいゴージャスな、栗原菜緒さんデザインのランジェリーが購入できます。25,000円のギフトカードで、ぜひブラジャーとショーツ(あるいはタンガ)のセットを!!もちろん、ショーツを2枚、という組み合わせでもよいですね。銀座のサロンにおいでいただければ、デザイナー栗原さん自身がフィッティングし、ぴったりのランジェリーを提案します。もしおいでいただけない場合も、オンラインでのコンサルティングにも対応しています。ご自分へのプレゼントとして、あるいはどなたか大切な人への贈り物にしても。注意点は下記です。●ナオランジェリー銀座サロンのみで使用可能です。●銀座サロンは完全予約制です(連絡先はギフトカードに掲載)。●有効期限はありません。●現金との引き換えはできませんが、残金は次回のお買い物にお使いいただけます。