【メンテナンスごはん】ライム唐辛子のすいかスティック 切り方ひとつでおいしくなる!すいかをもっと楽しも う。
突然ですが、フライドポテトって食べやすいですよね。
お口にすんなり入る細長い形状なのがいい。
片手でつまむだけで食べこぼしもなく食べられちゃう。
すいかもフライドポテトのように切ってみてください。
スティック状にカットするのは、海外ではわりとポピュラーな切り方です。
皮の部分をつまめば、手も汚れませんし、小さいお子さまでも食べやすい大きさになります。
大人にはメキシコ風のピリ辛な味がおすすめ。
赤唐辛子とライム、ココナッツでフレーバーを付けたヨーグルトディップを添えてみました。
夏のおつまみは、さくさくでジューシーなのが気分です。
食材はこちらです。
半割りの丸いすいかとくし形のすいかの切り分け方を、両方覚えておくと便利です。
材料(作りやすい分量)
小形すいか(こだますいか等) | 1/2個 |
赤唐辛子(粉末) | 小さじ1/3 |
ライムの外皮 | 1/2個分 |
塩 | 少々 |
【A(ライムヨーグルトディップ)】 | |
プレーンヨーグルト | 100g |
ライム果汁 | 1/2個分 |
ココナッツフレイク | 大さじ1 |
きび糖 | 大さじ1 |
◎唐辛子はカイエンペッパーや韓国産赤唐辛子など、あまり辛味が強くないものを使用。
◎ココナッツフレイクの代わりにココナッツミルク(缶詰)大さじ1を使用してもいい。
●さあ、作ってみましょう(調理時間:10分)。
1 容器にAの材料を入れる。ライムは果汁を絞り、果肉も手でほぐして入れる(画像)。
スプーンでよく混ぜる。
2 すいかをまな板にのせ、包丁で幅2.5cmに切り分ける(画像)。
左右両端は切りにくいし、ほとんど皮なので取り除く。
3 左右両端を取り除いたら、すいかを90度回転させる。
包丁で幅2.5cmに切り分け、スティック状にする(画像)。
4 すいかスティックを器に盛り付け。ディップを添える。
すいかとディップにライムの皮をけずりかけ、赤唐辛子と塩をふる(画像)。
5 すいかの皮を指で摘んで、ディップをつけていただく。
6 くし形のすいかを棒状に切り分ける方法。
スーパーのすいかは、大抵1/4~1/6程度のくし形にカットして販売している(画像)。
その場合は、まず包丁で三角形になるように幅2.5cmに切り分ける。
7 三角形を倒してまな板に置く。
三角形の角度に合わせて、棒状になるように、斜めに切り分ける。
ちょっとひと言
わたしの場合、夏の水分補給はすいかです。
果肉には疲労回復や利尿作用に役立つカリウムが豊富に含まれています。
真水を飲むより、軽く塩をふったすいかを食べるのがおすすめです。
トマトに含まれることで有名なリコピンは、すいかにも含まれていてトマトの1.5倍の含有量と言われています。
リコピンはシミやシワの予防や、活性酸素の除去が期待できる成分です。
福田 里香(ふくだ・りか)
お菓子&料理研究家
1962年生まれ。武蔵野美術大学卒業。果物の専門店・新宿高野に勤めたのち、独立。漫画への造詣が深く、作品に登場するフード(食べ物)表現を考察した『ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50』(太田出版)は注目を集めた。フルーツを使った独創的なスイーツや料理にも定評があり、雑誌でフードコラムを担当するほか、『新しいサラダ』(KADOKAWA)、『いちじく好きのためのレシピ』(文化出版局)など著書多数。民芸にも詳しく『民芸お菓子』(エイ出版)がある。
Instagram @riccafukuda
撮影・青木和義
料理作成、写真と文・福田里香