【今晩のメンテナンスごはん】赤身肉が疲れをふきとばす! 牛赤身肉のタリアータ キウイサルサ添え
パワーをチャージしたいときは、やっぱりお肉! 中でも、牛の赤身肉はたんぱく質がたっぷりなうえ、疲労回復に役立つ栄養素、L-カルニチンも豊富と、言うことありません。そぎ切りにしたイタリア式のタリアータなら食べやすく、口当たりも柔らかで、疲れた日でもペロリと完食できそう。牛肉のうまみに合う、甘酸っぱいキウイのソースも今回の料理のポイント。クエン酸効果もあいまって、Wで疲れをふきとばしてくれます。
材料(2人分)
牛赤身肉(ステーキ用) | 大1枚(300g) |
塩 | 小さじ2/3 |
黒こしょう | 適量 |
オリーブオイル | 小さじ2 |
★キウイサルサ | |
– キウイフルーツ | 1個 |
– ミント | 片手1杯分 |
– 赤ワインビネガー | 大さじ1/2 |
– オリーブオイル | 小さじ2 |
作り方
- キウイ、ミントは粗めのみじん切りにし、赤ワインビネガー、オリーブオイルと混ぜ合わせる。
- 牛肉は室温に戻して筋切りし、焼く直前に塩、黒こしょうを両面に振ってすり込む。
- 強めの中火で熱したフライパンにオリーブオイルを引き、 2を入れて焼き色がつくまで2分ほど焼き、裏返してさらに 2分ほど焼く。取り出してアルミホイルでふんわりと包み、余熱で火を入れる。
- 肉汁が落ち着くまで5分ほど置き、そぎ切りにする。器に盛り、1、好みでミントを添える。
ここがポイント
ポイント1 キウイ&ミントで爽やかに!
この料理のポイントは何といっても完熟のキウイとたっぷりのミントで作る、フレッシュで甘酸っぱいソース。甘く熟したキウイを選ぶことと、素材の味を引き立てるまろやかな赤ワインビネガーを使うことがおいしさの秘訣です。
ポイント2 塩はまんべんなくなじませる。
肉をおいしく焼くには、下ごしらえも大切。塩は高い位置から振るとまんべんなくつきます。そのあと、手ですり込んで味をなじませることも忘れずに。
ポイント3 強めの中火でこんがり焼く。
肉を焼くときは強めの中火で。焼く前に肉を室温に戻しておけば、表面は焼けたのに中は冷たいまま、といったことも防げます。
ポイント4 ふんわり包んでふっくら仕上げる。
肉の両面を焼いたら、フライパンから取り出し、アルミホイルでふんわり包んで保温します。予熱で中までじんわり火が通り、肉汁も落ち着くので柔らかな仕上がりに。
冷しゃぶ風にアレンジしてもおいしい!
「赤身肉をさっぱり食べたいという日は、牛しゃぶ肉を使って、冷しゃぶ風にアレンジするのもおすすめです」(美才治真澄さん)ポン酢の代わりに今回紹介したキウイサルサを使って、いつもと違うフルーティしゃぶしゃぶを。暑くなるこれからの季節にぴったり!
美才治 真澄
びさいじ ますみ
フードコーディネーター・管理栄養士
ライフスタイル誌などへのメニューの提案、栄養相談、料理教室、オーダーメイドケータリングなどを中心に活動。女子栄養大学生涯学習講師。
料理作成・美才治真澄 撮影・小出和弘 ライター・小沢緑子