メンテナンスごはん

【メンテナンスごはん】ラスクつき焼きりんご 寒い季節のりんごデザート

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2021.11.10

りんごの季節になりました。
わたしの焼きりんごは、バター風味でサクサクの甘いラスクつき。
りんごを焼いている途中に、パンを上にのせるだけでラスクになるというのも簡単で気に入っています。
トロトロのりんごをラスクにのせていただくと、とっても相性がいいんです。
生で食べてもおいしいですが、火の通ったりんごのおいしさはまた格別。
世界にはいろんなりんごのお菓子がありますが、冬になるとまず食べたくなるのが熱々の焼きりんごです。

食材はこちらです。
さあ、作ってみましょう。(調理時間:35分)

今回使ったりんごは、イギリスから来た「ブラムリー」というクッキングアップルで酸味が強い青りんご。
フジ、紅玉、王林……どんなりんごでもおいしく作れます。

【材料】(2人分)

りんご(中くらいのサイズ)2個
【a】
バター20g
むきくるみ(素焼きタイプ)20g
きび砂糖15g
シナモンパウダー適量
【ラスク】
薄切りバゲット2枚
バター5g
きび砂糖適量

バターは室温で柔らかくします。
くるみは粗みじんに刻んでください。
バゲットは斜めにナイフを入れ、厚さ8mmの細長い薄切りにしています。
薄切りの食パンでもおいしいですよ。

aの材料を全部混ぜる。

りんごの芯を2/3の深さまでくりぬく。
芯抜きがなければ、ティースプーンを使うといい。

焼くと果肉が膨張するので、りんごの胴体部分にナイフでぐるりと切り込みを入れる。
深く刃を入れる必要はないけど、皮が完全に切れている状態にする。

くりぬいた穴にaを詰める。
焼くと果汁が出るので耐熱容器に並べる。
りんごの穴が傾いていたら、底に丸めたアルミホイルをしいて、穴を垂直にすると具材がこぼれない。
耐熱容器ごと天板にのせ、200℃に予熱したオーブンで15分焼く。

焼いている間にパンに薄くバターを塗り、きび砂糖をふる。
天板ごと取り出して、りんごの上にパンをのせて、200℃のオーブンに戻す。さらにパンに焼き色がつくまで10分焼く。

りんごが完全に柔らかくなり、切り口が広がって果肉が
ふわっと出たらできあがり。

皿に取り分けてる。
耐熱容器に溜まった果汁はスプーンですくってかける。
お好みでホイップクリームやアイスクリームを添えてもおいしい

ラスクにりんごと詰め物のくるみ、ホイップクリームをのせてお口へどうぞ。
熱々のトロトロ&パリパリにカリカリです。

りんごには健康の助けとなる栄養成分が豊富。
りんご由来のりんごポリフェノールや、内蔵脂肪を減らす効果があると言われているプロシアニジンなどが近年注目を集めています。
腸に良い働きが期待できるペクチンも多く含み、イギリスには「An apple a day keeps the doctor away.」、1日1個のりんごを食べていれば医者にかからなくて済むということわざがあるくらい優れたフルーツです。

福田 里香

ふくだ りか

お菓子&料理研究家

1962年生まれ。武蔵野美術大学卒業。果物の専門店・新宿高野に勤めたのち、独立。漫画への造詣が深く、作品に登場するフード(食べ物)表現を考察した『ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50』(太田出版)は注目を集めた。フルーツを使った独創的なスイーツや料理にも定評があり、雑誌でフードコラムを担当するほか、『新しいサラダ』(KADOKAWA)、『いちじく好きのためのレシピ』(文化出版局)など著書多数。民芸にも詳しく、近著に『民芸お菓子』(エイ出版)がある。
Instagram:@riccafukuda

撮影・青木和義

料理作成、写真と文・福田里香