【メンテナンスごはん】ローズマリー風味のベイクドポテト みんな大好き。じゃがいも料理は ローズマリーでさらにおいしく!
じゃがいもは根菜の王様で、料理の名脇役です。
加熱調理法することによって、味わいが変化する食材でもあります。
じゃがいも特有のカリカリ&ほくほく感を両方味わうなら『ローズマリー風味のベイクドポテト 』です。
電子レンジとフライパンで作る簡単料理ですが、とってもおいしい。
揚げ焼きするオリーブ油にローズマリーとにんにくの風味を付けるのが最大のコツです。
さあ、作ってみましょう(※調理時間:20分)。
2人分の基本の材料です。
【材料(2人分)】
じゃがいも | 3個 |
にんにく | 1片 |
ローズマリー | 1枝 |
オリーブ油 | 50ml |
塩 | 適宜 |
火が通りやすいから、80~100g程度の小ぶりなじゃがいもが作りやすいです。
フレッシュなローズマリーがない場合はドライでもおいしく出来ます。
じゃがいもは皮ごとよく洗い、にんにくは皮をむいてください。
濡れたままのじゃがいもとにんにくをラップで包み、600wの電子レンジで5~6分加熱します。
竹串がスッと通れば、取り出してまな板に取ってください。
にんにくとじゃがいもを軽くつぶします。
熱いので木べらなどを使うと便利。
オリーブオイルを注いだフライパンを弱火で温め、つぶしたにんにく、ローズマリーを入れ、1分ほど加熱します。
そこに、じゃがいもを入れ、両面こんがりと焼けるまで弱めの中火で8~10分ほど揚げ焼きにしてください。
途中でにんにくやローズマリーが焦げすぎる場合は、一旦取り出して盛りつけ時に飾るといい。
じゃがいもにはもともと火が通っていますから、焼き加減はお好みで。
にんにくとローズマリーを盛り付け、塩をふれば出来上がり。
小ぶりのフライパンなら、熱々をそのまま食卓に出しても。
肉料理の付け合わせにぴったりです。
にんにくも中はねっとり、外はカリカリですから、おいしく食べられます。
おかずの1品や酒の肴にするのもおすすめ。
少し塩気を強くして、半熟卵とサワークリームを添えてください。
この食べ合わせも抜群においしい!
ちょっとひと言
ローズマリーには消化機能を高めたり、細胞の老化を防ぐ抗酸化作用が期待できるそうです。
また、精油にはアレルギーの原因となるヒスタミンを抑える作用があるといわれています。
リンクル クリーム、アイクリーム、リップトリートメントにはローズマリーから抽出したハリ・弾力・美肌にアプローチする成分が配合されています。
福田 里香(ふくだ・りか)
お菓子&料理研究家
1962年生まれ。武蔵野美術大学卒業。果物の専門店・新宿高野に勤めたのち、独立。漫画への造詣が深く、作品に登場するフード(食べ物)表現を考察した『ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50』(太田出版)は注目を集めた。フルーツを使った独創的なスイーツや料理にも定評があり、雑誌でフードコラムを担当するほか、『新しいサラダ』(KADOKAWA)、『いちじく好きのためのレシピ』(文化出版局)など著書多数。民芸にも詳しく『民芸お菓子』(エイ出版)がある。
Instagram @riccafukuda
撮影・青木和義
料理作成、写真と文・福田里香