木のスプーン、っていうとあの“ハイジ”の世界を思い出してしまうのだけれど。それとはちょっと違って、これは素朴だけれど繊細さを感じるどこか大人のスプーンである。
ポルトガルの木工作家ジョアオ・グラッサの手彫りの作品。
木材は間伐材や海岸で拾ったものなど、その時々に出合った素材で作っているそう。だから、このスプーンは二つとして同じものはないのです。 うちには他にも木のスプーンはたくさんあるのだけれど、これはちょっとだけ特別。手に持ったとき、口に入れたときの感触が、とてもやさしい。そして使うほどに好きになる。そんな、ちょっぴり“人たらし”なスプーンなのである。
デルスタ編集部・キャット
空とか葉っぱとか匂いとかで季節を感じると、旬の食べものとそれに合うお酒のことばかり考えてしまう。そんな煩悩を少しでも戒めるべく、室礼のお教室で季節や旬の意味をお勉強中。